こんにちは、雪乃です。
プロフィールにも記載させて頂いておりますが、私は昔かなりの恋愛依存でした。
離婚を切っ掛けに、出会う男性は全てダメンズ。
結婚前には出会う事のなかったレベルのダメンズばかり引き寄せるようになりました。
苦しくても、これが恋なんだ、そう自分に言い聞かせて自分を押し殺して苦しい恋愛を続けていました。
恋愛依存は、自分が依存している事に気付いていないケースもあります。
例えば、恋愛・結婚生活は相手がある事なので、苦しかったり、辛かったりする度に、恋ってこんなものよね?と疑う事なく、それが「普通」だと思い込んでいるケースですね。
今日は、その恋愛依存症について書いていきたいと思います。
恋愛依存症は5つに分けられます。
このブログでは、よくある3つに絞って特徴をご紹介したいと思います。
①共依存
女性に多くみられるパターンです。
彼の為なら何でもやってあげる♡精神で、自己を犠牲にしてまでも、相手に尽くしてしまう傾向が強いです。
彼に尽くす事で、自分の存在意義を見出そうとしています。
下記は共依存の特徴です。
✅友達との予定より彼との約束が最優先
✅尽くす事で愛されると思っている為、尽くし過ぎる傾向がある
✅理不尽な事があってもNOが言えず我慢する
✅嫌われるのが怖く、何でもいいよと言ってしまい苦しくなる
✅自己評価が低く、自分に自信が無い
✅相手との間にい境界線が引けない
✅相手を自分の思い通りにコントロールしたい
「共依存」なので、あなたも相手もお互いが共に依存しあっている関係です。
お互い利害関係が一致しているので一緒にいる事ができます。
尽くす方は、自尊心が低いため、相手に尽くし、世話をする事で存在意義を見出し、尽くされる側は、それをやってもらって当たり前だと思うようになります。
その為、尽くされる側の要求がエスカレートし結果DVやモラハラに繋がります。
他人から見て、別れた方が良くない?と思うような、ひどい仕打ちを受けているにも関わらずお別れできない場合、共依存恋愛に陥っている可能性があります。
ダメンズばかりを引き寄せる、いつも同じパターンで相手との間に上下関係ができ大切にされなくなる方は、共依存タイプかもしれません。
②恋愛依存
恋をすると、今彼は何をしているのかな?彼の事が気になる…
こういった事は誰にでも起こりうるのですが、恋愛依存の人は極端で、彼の事が頭から終始離れず、私生活の殆どが恋愛に振り回されている状態です。
恋愛依存症の人は「無条件で確実な、絶対的な愛情」を求める傾向があります。
下記は恋愛依存の特徴です。
✅彼の行動が気になりSNSを頻繁に確認する
✅嫉妬深く、彼の友好関係やプライベートを把握したがる
✅自分の予定をキャンセルしてでも彼を優先にする
✅連絡の頻度で彼の愛情を図る
✅彼に必要とされると自分に価値や存在意義を感じられる
✅別れたいのに、情で別れを切り出せない
✅いつか彼が去っていくかもしれないという、見捨てられ不安がある
✅彼からの連絡の有無を常に携帯でチェックする
✅他事をしていても、彼の事が頭の片隅に常にある
恋愛依存症の原因は幼少期の家庭環境が大きく関わっている事が多いのです。
幼少期に親から与えられるはずだった愛情を十分に与えてもらう事ができず、恋人に無条件の愛を求め、自分の寂しさを埋めてもらおうとするケース。
例)両親が夜遅くまで仕事をしていて、鍵っ子だった⇒寂しい日々を過ごしていた
例)母親が再婚をし、自分は家に居場所がなく、母親を取られた気がして寂しかった
親の死別や離婚が原因で、見捨てられたと感じた辛さや恐怖が、大人になると今度はパートナーに見捨てられるのではないかという不安に変わり、安心感が得られないケース。
また、幼少期は健全な家庭で育ったにも関わらず、恋愛依存症になるケースとしては、恋人や配偶者とのトラウマ的な別れ(離婚)が根本にある場合があります。
③回避依存
人との親密な関係を築く事に不安を覚え、自ら深い関係にならない事に依存しているタイプ。
回避依存は一般的に男性に多いと言われています。
✅束縛を嫌い、自由でいたい
✅自由奔放で、自分の時間を大切にする
✅外面が良く周囲には親切・丁寧
✅恋愛関係では自分が優位になる
✅特定の人(配偶者・恋人)との密な関係を避ける
✅付き合う前は、猛アタック
✅承認欲求が強く人にどうみられているかを気にしている(SNS依存の人も)
✅自己否定が強い
回避依存症の人は、外面が良く親切で丁寧な方が多いです。
しかし、関りが深くなると密な関係を避けたがる傾向があり、束縛が嫌いで自由奔放に趣味等に没頭します。
一見、恋愛に興味がなくドライに見えがちですが、本当は愛情に飢えています。
自分を無条件に愛してくれる人を求める反面、関係が壊れ見捨てられる事を恐れて、距離を取ります。
幼少期の親との関係で、過干渉の親に育てられた場合、愛情を重たいものだと無意識にインプットしているため、愛情を与えてくる恋人を避けるようになったり、逆に子供を自分の気分次第で振り回す親の元で育った場合、親密にならないように自分から距離を取るケースもあります。
トラウマ級の出来事が重なると、自分はダメな奴だと必然的に自己否定が強くなり、また同じように相手が離れていくのではないかという不安から来て回避依存を更に強くしてしまう事もあります。
本来なら、相手も自分も大切に思いやれる恋愛・パートナーシップが健全で理想です。
恋愛依存症に陥っている人は、実は自分で気付いていない人も多いのです。
もし、あなたの恋愛が苦しく、パートナーと幸せな関係が築けていない、恋愛って苦しいものでしょ?と無意識に思って辛い恋愛をしているのであれば、
是非、恋愛依存症を疑ってみてください。
恋愛依存の程度には個人差があります。
下記は、恋愛依存のステージです。あなたはどのステージですか?
【ステージ1】
彼の事が頭から離れず、私生活の殆どが彼の事で埋め尽くされている状態。
この状態に加え、彼から連絡がないと浮気を疑ったり、愛されていないのでは?と途端に不安になる。
【ステージ2】
ステージ1に加え、食欲不振、睡眠障害、身体がだるい、頭痛、やる気の低迷等で日々の生活に支障が出る状態。
【ステージ3】
ステージ2、3に加えて更に不安が募る。
彼の行動が気になり、携帯を常に確認したり、SNSストーカーや、連絡が取れないと電話やLINEを立て続けに送ったり、
家の前で待ち伏せをしたり彼を困らせる行動に出る。
このように知らず知らずのうちに、自分にストップがかからず、ステージを上ると最終ストーカーになって相手を傷つけてしまったり、自殺未遂をする人も出てきます。
恋愛依存症は、放置しておくと危険です。
もしかして、私…恋愛依存症?と不安な方は、一度お試しカウンセリングを受けてみませんか?
あなたの恋愛依存症の根本原因を一緒に探していきましょう。